2020年5月のGWは16連休でした。流石に16日間も何もしないわけにはいかなかったので、部屋の整理して出てきた不用品をメルカリですべて売ることにしました。
メルカリは売上の10%を手数料として徴収され、送料も基本的には出品者負担です。そのため値段付けによってはほとんど利益が出なかったり、下手したら送料を考えると赤字ということもあります。
しかし、ちょっとした工夫をするだけで、利益を少し上げることができたり、売れ残っていた商品をすぐに売ることができたので、備忘録も兼ねてまとめてみました。
メルカリへの登録と出品
これはものすごく簡単です。アプリをインストールしてアカウント作ってから、売りたい商品の写真を取るだけで出品できます。
本やDVD、ゲーム、家電とかはバーコードを読み取るだけで勝手に説明文が追加されたり、バーコードがない商品でも写真からジャンルとか商品の名前を自動で追加してくれる機能があります。
とにかく、写真を撮って値段をつけたら簡単に出品できる。これがメルカリの良いところだと思います。
梱包材の準備
意外と苦労したのが梱包材の準備です。商品を発送するにはそれなりにちゃんと梱包する必要がありますが、まともに梱包資材を揃えていたら費用がかかりますし、モノによっては梱包材分で赤字ということにもなります。
まずはAmazonなどのネット通販のダンボールを使い回す
ダンボールや梱包材はネット通販で送られてきたモノをまずは使いまわしました。エアパックはかさばるし潰して捨てたくなりましたけど、そこはグッとこらえて保存しておきました。
プチプチはホームセンターが安い!
壊れ物の梱包にはプチプチが必須ですが、最初はネットで探したんですけど、1平米で300円とかして結構高かったです。
ダメ元で近所のカインズホームに行ったら1平米80円くらいで売っていたのでこれを迷わず購入して使いました。もし余っても引っ越しのときに使えるから良いかなと。
普通のダンボールはスーパー、大きいダンボールはドラッグストアで貰う
ホームセンターでダンボールを買うこともできますが1箱数百円とかで、いちいち買い揃えていたらバカになりません。
スーパーに行けばレジで会計を終えたあと、袋に詰める所の近くにダンボールが山積みになっているはずなのでこれを貰いましょう。
それと意外と穴場なのがドラッグストアです。ゆうパックでいう100サイズ程度の大きさのダンボールならスーパーで何個も手に入りますが、160サイズぐらいになるとなかなか置いていません。
ドラッグストアならトイレットペーパーやおむつなど、かさばるものがどんどん入荷しているので、普通のスーパーにはないような大きなダンボールをゲットできます。
匿名配送のゆうゆうメルカリ便とらくらくメルカリ便が便利
メルカリでは匿名配送ができます。対応しているのは郵便局のゆうゆうメルカリ便とヤマト運輸のらくらくメルカリ便です。
この2つ、ほとんど同じなんですが、サイズによっては微妙に料金が違います。メルカリ公式サイトに行っても、一覧になって見やすい表がなかったので作りました。
ゆうゆうメルカリ便は100サイズまでしか対応していませんが、ゆうパケットやゆうパケットプラスといったサイズの小さい荷物を安く送れます。
らくらくメルカリ便はネコポスや宅急便コンパクトのような小さいサイズの荷物の送料はゆうゆうメルカリ便より高いですが、160サイズまでの大きな荷物を送ることができます。
送料 | |
ゆうパケット | 175円 |
ゆうパケットプラス | 440円(箱代込) |
60サイズ | 700円 |
80サイズ | 800円 |
100サイズ | 1000円 |
送料 | |
ネコポス | 195円 |
宅急便コンパクト | 450円(箱代込) |
60サイズ | 700円 |
80サイズ | 800円 |
100サイズ | 1000円 |
120サイズ | 1100円 |
140サイズ | 1300円 |
160サイズ | 1600円 |
写真の撮り方はかなり大事
これ適当に撮るのとちゃんと撮るのでは売れ行きやいいね数、コメントの数が全然変わってきます。
ちゃんと撮るといっても以下に上げたほんの少しのことをするだけで大丈夫です。これだけで全然売上が変わってきます。
床やカーペットの上に商品を置いて撮らない
床に商品を置いて写真を撮って出品している人が結構います。これ、買う方からしたらなんか嫌じゃないですか?
服ならハンガーに吊るして写真を撮る、小物なら机の上に置いて撮る。たったこれだけの事で全然売上が変わってくるので、ちょっと面倒でもキレイに見えるように撮ってみてください。
写真はなるべく明るいところで明るく見えるように撮る
せっかくきれいな机の上で写真を撮っても、写真自体が暗く写っていいたらもったいないです。
夕方の薄暗い部屋で撮るなら電気を点ける、電気の方向を考えて商品が影にならないように撮る、撮影する時に自分の影が商品に当たらないように撮る。
色合いを多少調整する
商品の色味が変わるくらいに調整するのはNGですが、多少明るく見えるように調整はしたほうが良いです。iPhoneなら写真アプリの自動調整機能で十分なので、写真が明るくなって見栄えが良くなるように調整しましょう。
商品以外のモノは写らないように撮る
一気に商品を出品する時にありがちなのが、出品している商品以外のものが見切れて写っていることです。せっかくキレイに映るように調整したのに、これではもったいないです。撮影するときは商品の周りに関係のないものが見切れていないかチェックするようにしましょう。
値段の付け方
なんといってもいちばん大事なのが値段の付け方です。とにかくこれはメルカリ相場から大きく外れていると全然売れません。出品する前にメルカリ相場を見て値段を決めましょう。
相場よりも安くしてすぐに売る
これは当たり前ですが、相場よりも安いと簡単に売れます。早く処分してしまいたいものは相場よりも安くしてさっさと売りさばいちゃいましょう。
相場よりも高くして売る!?
これは商品にもよるんですが、相場より高くても売れることがあります。例えば、もともと出品数が少ないけどすぐ売れるものです。
こういった商品の値段をつけるときは、相場よりも高い値段にしておくと、不意に売れることがありました。想像するに、安い商品から売れていき、たまたま自分よりも安い商品がなくなった状態になったときに、誰かが買ってくれたのだと思います。
CDや本や絶対にまとめ売りがオススメ
メルカリの最低出品価格は300円で、このときの利益は発送をゆうパケットで行った場合送料が175円なので、95円になります(300円✕0.9-175円=95円)。
メルカリを見ていると本1冊やCD1枚を300円で出品している人がいっぱいいるんですが、なかなか売れてませんでした。実際に私もそうでした。
しかし試しにまとめて一気に出品したら、結構すぐに売れていきました。このときの利益も本1冊やCD1枚で出品したときよりも、1つあたりの利益は95円よりも高くなりました。
ジャンル関係なくまとめても、すぐに売れたり、あれとあれを売ってください、といったことも言われるので、本やCDは1つずつ売るよりも絶対にまとめて売った方が良いです。
メルカリで思ったよりも以外と高値ですぐに売れた商品
数世代前の古いPCパーツ
これに当てはまるのはフィギュアとPCパーツでした。どちらもすでに生産が終わったもので、ネットの中古価格は低下を大きく上回っていました。これら商品をメルカリ相場よりもちょっと高めに設定していても、意外と売れていきました。
フィギュア
どんなアニメや漫画にも一定数のファンが必ずいるためか、10年くらい前のアニメのフィギュアでもすぐに売れました。
特に受注数限定のフィギュアはおすすめです。定価で買った値段よりも高値で売りに出したんですが、数日もせずに売れていきました。
発送する商品に付属品を入れ忘れた時は
GW中には一気に70品くらい売れましたが、そのうち1点だけ付属品を入れ忘れてしまいました。
奇跡的に商品が届く前に入れ忘れていたことに気づいたので、取引メッセージで購入者に連絡し住所を聞いて翌日に発送しました。
商品と付属品が到着後に無事に評価をしてもらえたので良かったですし、トラブルが合ったが迅速に対応してもらえた、とのコメントを頂けたので幸いでした。
とにかく発送ミスや商品の梱包忘れに気づいた際は、すぐに購入者に連絡することが大切です!
まとめ
- 普通サイズのダンボールはスーパーでゲット
- 大きめサイズのダンボールはドラッグストアでゲット
- 写真の撮り方はかなり大事、自分が買いたくなるように写真を撮る
- 値段付けはメルカリ相場を見ながら決める
- モノによっては相場より高めでも売れる
- 発送の時に付属品を忘れたりしたらすぐに購入者に連絡する
以上、私がメルカリで出品して思ったことでした。
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